失敗しない人は必ず失敗する
安野です。
昨日はある本を読んでいました。いわゆる成功哲学に分類されるもので、「加速成功」という本。
ずいぶん前に出版されたものですが、今読んでも新しい気づきがたくさんあるのに驚きます。
■独自の視点
この本の著者である道幸さんは、視点がとってもユニーク。
「サウナで見たトップ営業マンとできない営業マンの違い」
「エゴを押し通せ」
「月へ行くのも遊園地へ行くのも違いはない」
これらは目次の一部ですが、これを見ただけでもそのユニークさが伝わってきます。
他の人とは違ったものの見方のせいでしょう。30代で成功を収めた方です。
トレーダーを目指して証券会社の営業マンから初めたものの、自分には適正がないと思い2回の転職。
その後独立しわずか18ヶ月で年収が9倍になるという成功を地で行っています。
そのときに役立ったであろう成功哲学が、この本にはギッシリと詰まっています。
■生々しい体験
とは言っても、なんら珍しいテクニックが書かれているわけではありません。
「夢を紙に書いて持ち歩く」
「成功者のまねをする」
「セルフイメージを高める」
「失敗を恐れず行動する」
など、一般の成功哲学に書かれていることがほとんどです。
ですが、この本の秀逸なところは、著者の道幸さんのナマナマしい体験がそのままつづられていること。
挫けそうになったとき、心が折れそうになったときの経験に直に触れることができます。
成功哲学の本はたくさんありますが、多くは理論だけで終わっていることが多いものです。
その点、この「加速成功」は、ベストセラーになっただけのものはありますね。