除外するべきです!
アクセス解析の一般的な機能としてあるのが、自分自身(サイト管理者)のアクセスを無効にするものです。
特にサイトやブログ作成直後では、最もアクセスしているのは自分自身であることが多いもの。
「除外設定」を忘れていると、意図しないアクセスまでカウントしてしまい、後でがっかりすることになってしまいます。
■i2iでは
よく利用されているアクセス解析「i2i」でもその機能があります。
「管理者メニュー」の「管理者除外設定」から設定できます。
ただ注意しなければいけないのが、2種類あるということ。
「IP除外」と「Cookie除外」です。
IP除外
Cookie除外
■IP除外とCookie除外
「IP除外」というのは、自分が利用しているプロバイダのIPアドレスからのアクセスをカウントしない、というものです。
ただ注意しなければいけないのが、IPアドレスはときどき変わるということ。
フレッツ光などを利用していると、屋内にブロードバンドルータという白か黒の箱状のものを設置しますが、停電などで電源が切れたとき、それが再起動するとIPアドレスが変わるのが普通です。
また電源が切れなくても、何ヶ月に一度くらいの頻度で変わるのが一般的です。
(固定IPアドレスのサービスに加入していない場合です)
ですから、たとえIP除外の設定をしていても、いつの間にかその設定が無効になっている可能性があるんですね。
それに気づかずにアクセス解析を見て喜んでいると、ぬか喜びということにもなりかねません。
そこでi2iが用意しているのが、もうひとつのメニュー「Cookie除外」です。
これは、ブラウザのCookieの機能(情報を保持する仕組み)を利用するため、ブラウザが変わらない限り設定が無効になることはありません。
IPアドレスが変わっても問題ない、ということです。
ですが当然、こちらにもデメリットがあります。
PCを変えたりブラウザを変えたりしたときには、再度設定しなければいけない、ということです。
このように、「IP除外」にしても「Cookie除外」にしても、それぞれメリットとデメリットがありますから、どちらが良い悪いとは言えないのですが、普通に使う分なら、「Cookie除外」にしておけばいいでしょう。
もしプロバイダが用意している固定IPアドレスのサービスに入っているなら、「IP除外」でかまいません。その方が手間は省けるはずです。